Spincoaster Music Barで起きた、素敵なお話

「音楽を通じて人生を豊かに」

これが株式会社Spincoasterの掲げる企業理念です。
音楽リスナー、アーティスト、音楽業界関係の方、もちろんスタッフも含め、Spincoasterに関わる全ての方の人生を音楽を通して少しでもハッピーにして行けたらと考えています。

Spincoaster Music Barも音楽を通じたコミュニケーションの場としてオープンさせた訳ですが、その最たる出来事が昨日、起こりましたので、ぜひご紹介させていただきたく。


話の始まりはSpincoaster Music Barがオープンして間もなく、2015年の4月に戻ります。
世界初のハイレゾとアナログレコードが聴けるミュージックバーとしてSpincoasterの読者の方々もオープンして間もなく、続々とお店を訪れてくれました。

その中で、ちょうど僕が店頭に立っている時に、若い男性と女性がいらっしゃいました。

どうも予てSNSでは交流のあった、お二人がお店のオープンをきっかけに、初めましてでご来店いただいたようです。
もちろん2人の会話は音楽に纏わる話ばかり。カウンターに立っていた私は、ここぞとばかりに会話から断片的に聴こえてくるアーティストの名前を元に音楽をかけまくりました。
Spincoasterの読者の方ということもあり、tofubeatsやcero、Yogee New Waves、シャムキャッツ、LUCKY TAPESなど一番得意とする音楽でした(笑)

お二人の会話を奪ってしまったような気もしないこともなかったですが、それくらいが初めましての二人にはちょうどよかったのかも知れません。とにかく、大いに意気投合されたようでして、楽しそうにお帰りになられました。

それから1年経った、2016年の4月に同じお二人でお店にいらっしゃいました。

「あれを期に出逢ってお付き合いをはじめて。今日が出逢った日からちょうど1年なんです。」と、彼女さんからご報告を受けました。
(実は僕は下北沢サウンドクルージングでお二人の姿を見かけたのでなんとなくそんな気はしていたのですが。笑)

めちゃくちゃ羨ま..素敵な出来事がおこった訳ですが、話はここで終わりませんでした。

昨日、またお二人がお店にいらっしゃいました。カウンターにご案内しました。
彼氏はプレゼントと言って、オリジナルのレコードと共になんと彼女にプロポーズをされました。

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ジャケットはShiggy Jr.のシングルのイラストを手がける”CHIHARU NIKAIDO”さんにお願いして、裏面はなんと当店の写真!
もちろん、お二人の想い出の曲がレコードの溝には刻まれています。(すごい完成度!)

Spincoasterがお二人の一番の想い出の場所となれたことに感激しました。

我々もここぞとばかりにPUNPEEの「お嫁においでよ 2015」や小沢健二の「ラブリー」ENJOY MUSIC CLUBの「BIG LOVE」などBGMで細やかながら祝福させていただきました。

さすがにプロポーズのことは事前に知っていたのですが、プロポーズに立ち会うのは始めての経験でしたし、我々もかなり緊張しました(笑)

お二人には末永く音楽に溢れた楽しい家庭を築いていただければと思います。

そして、今後もSpincoaster Music Barがこういったきっかけ作りにも貢献していければと思います。

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映画『君の名は。』 を観て考えたこと(感想・ネタバレあり)

「僕」「君」
最近の映画や小説、マンガでは、1人称や2人称を使ったタイトルがよく使われている。
今回紹介する映画『君の名は。』もその一見”ベタな”タイトルである。
おそらくタイトルだけでは情報の波に飲まれてスルーしてしまった可能性があったが、
監督:新海誠、企画・プロデュース:川村元気
という情報が入ったことで、マストだと思い劇場公開日に観にいった。
観てみると期待以上の内容で、今年観た映画の中でも特に良いと思っていた「シンゴジラ」「ズートピア」を上回った。この感動を忘れないうちに書き留めておこうと思いブログ記事にすることにした。

予告映像のように、本作では遠い距離にいる男女が入れ替わるというストーリーで、
それこそ、「僕が君で、君が僕」になる。単純にこれだけを聞くと1982年に公開された映画「転校生」を思い出す方も多いと思う。

最初は「転校生の現代版」を想像して、
「男女の中身が何かの拍子で入れ替わって、それが元に戻って、恋が芽生えて、ハッピーエンド」
というベタな展開を予想しながら観始めるのだが、そんな安易な思いはすぐに良い意味で裏切られてしまう。

なぜなら本作は、入れ替わるという出来事を、何かの拍子、単なるハプニングということだけで終わらせずに、
「なぜこの2人が入れ替わる”運命”になったのか?」
というところが描かれるからだ。

この”運命”というところが非科学的で非論理的であるにもかかわらず、多くの人を惹きつける要素のように思う。

こんなことを思ったことがある人はきっといるのではないだろうか。
「運命的としか言いようがない出逢いを経験したことがある」
「きっと将来自分は運命的な出逢いをする」

人がこうしたことを考えてしまう背景としては、
「なぜ自分はこの地球上に生まれてきたのだろう」
「きっと生まれてきたからには何か理由があるはずだ」
という思いが潜在的にあるからのように思う。ただこの理由を考え出したところでキリがなく結局答えも分からないのだが、地球の外、宇宙をみてみると、この地球が太陽の周りを回るという法則があったり、星もある法則に基づいて動いているということが分かる。そもそも大昔には人間そのものもこれらの宇宙の法則によって誕生したのだから、星と同じように人それぞれの人生にも法則のようなものがあると結びつけることはある意味自然だと思う。「星占い」の類が信じられているのも古く昔からそういった考えが継承されているからだと思う。

この作品では突然起こってしまった”男女の入れ替わり”だけではなく、星などの”自然の摂理”と”運命”をテーマにすることで、
「人の脳裏にある潜在的な思いを引き出させてくれる作品」
になっているのだと思う。そこが、心が震えるような思いにさせてくれた理由のように思う。

また、男女の中身が入れ替わってしまうという、非科学的で非論理的なファンタジーな世界観の中で、自分の実体験と結びつけられてしまうリアリティーのある共感シーンがいくつも散りばめられてあるのも感動を増幅させられる理由となったように思う。

①見ていたはずの夢の内容が思い出せない
睡眠中に夢を見るというファンタジーなことを誰もが経験している中で、重要だった気がする内容の夢の内容が思い出せない。リアルの世界でも重要な内容かもしれない。というような気持ちになってしまうようなことがあるが、作中ではそういったシーンがうまく描かれている。

②実在する地名が舞台
作中では実在する地名やその風景がたくさん登場するのだが、特に、「天に長い尾を引くたくさんのほうき星」と、複数の電車が入り混じる、四谷駅、新宿駅などの駅を通る「線路を走る電車」とがダブって見えたところには、人と人も見えない力(電車でいえば線路のようなもの)によって引きあったり、引き離されてしまうということを考えさせられた。

③現代が舞台
現代でもし他人と入れ替わってしまったらどうなってしまうのか?と考えた時に、思わぬ変化にパニックで何もできなくなるのかというと意外にもそうでもないというのがリアルだと思った。案外すぐに状況を把握して、入れ替わった相手の制服を着て学校に通ったり、バイトに通ったり、スマホに残されたメモを確認して、その友人とのコミュニケーションも深めていったりしてしまうのだろう。そのあたりも実にリアルに描かれていて面白い。

共感できるポイントがたくさん散りばめられているからこそ、今の自分と照らし合せて考えるきっかけになり、ファンタジーな世界観の中でもストーリーにのめり込めたのだと思う。

作中に幾度と登場しトリガー(きっかけ)になる『ムスビ』というのも、自然の摂理を考えさせられるきっかけになって面白かった。

糸を繋げるのもムスビ、人を繋げることもムスビ、時間を繋げることもムスビ。全部同じ言葉を使う。水でも、米でも、酒でも、何かを体に入れる行いも魂と結びつくからムスビ。

確かに言われてみれば、この世で何かが起こるトリガーになる瞬間というのはムスビであったりその反対の行為であるように思う。
男女の”ムスビ”によって生命が誕生する。母親との”ムスビ”(へその尾)が切断されて赤ちゃんが生まれる。など改めて自然の摂理を”ムスビ”と関連させて考えて見ると非常に面白かった。

思ったことを全部書いてみたが、とにかく観終えた時の感情が、単に「この映画良かった」という感情だけでなく、
「この先に起こりうる、人との縁であったり、出逢いをもっと大事にしていきたい」
そう思える作品だった。なるべく多くの人にこの作品を観て欲しい。

『LINE着うた』で自分好みの呼出音!「ただ聴けるだけ」で終わらない音楽聴き放題サービスの誕生

先ほど新たにLine Musicで『LINE着うた(呼出音)』というサービスが発表されました。

・あなたの好きな楽曲をLINE無料通話の呼出音に設定しよう!(設定方法も記載されています)
http://music-mag.line.me/ja/archives/64687608.html

このサービスを利用することで、
「LINEで電話をしてきた相手に自分が設定した音楽を聴かせる」
ということができます
(※現在はいわゆるガラケー時代の「待ちうた(RBT)」機能で、今後は「着うた」のように着信音としても使えるようになるみたいです。)

国内の音楽聴き放題サービス(音楽サブスクリプション)といえば、Apple Music、KKbox、AWAなどで、どのサービスも、お金を毎月定額支払うと数千万曲もの音楽が『聴き放題』という中で、それぞれサービスの差別化を行っていました。しかし、音楽が『聴き放題』ということ以外の機能はどうしてもパンチ力に欠けていて爆発的に有料会員数が増えるということは現状起こっていませんでした。

これだけYouTubeやスマホが広がった今の世の中で、『音楽が聴き放題』といわれても、若者(特に学生)からすれば、
「ただ聴けるだけじゃん」
というのが正直な感想であって、無料で楽しめるYouTubeを聴くだけで満足し、音楽聴き放題サービスに対してお金を払う人というのはどちらかというとモノ好き(コアな音楽ファン)の部類に入る人達だったのだと思います。

それもそのはず、インターネットやスマホが普及する前は、音楽(CD)を買うことによって友人と貸借をしたり、カラオケブームの時にはCDとセットになっている歌詞カードで歌を覚えて友人の前で披露する。というコミュニケーションが今より頻繁に起こっていました。

「CDに対してお金という対価を払った先に、友人とのコミュニケーションが捗ることが約束されている」状態が作れていたので、コアな音楽ファンでなくても音楽を購入し、CDのミリオンヒットも今より頻繁に起こっていたのだと思います。(このあたりについては、以前の記事に詳しく書いていますので参照ください。「米タワーレコードの栄枯盛衰を描いた映画「ALL THINGS MUST PASS」を観て考えたこと」)

全世界的にCDのパッケージ市場が低迷していく中で、日本ではガラケー時代に「着うた」「待ちうた(RBT)」という発明がありました。

「着うた」「待ちうた(RBT)」という対価を払った先に、周りにいる友人に着信音を聴かせることで「今のって○○の曲だよね?」というやりとりが発生したり、自分に電話をかけて来た相手が「今の音楽どうやって設定したの?」と聞かれることがしばしばあることで、対価を払うことに対してコミュニケーション欲が満たさせる満足感がありました。音楽業界的には、着うたで先に話題を作ってからCDをリリースするということも行われており、音楽ヒットに大きく貢献していました。

今のスマホ時代にどうすればこのような状態を作れるのかということを考えていましたが、この「LINE着うた」は一つの答えのように思います。しかもこのサービスは、日本国内においては、
「国民から日常的にコミュニケーションツールとして利用されているLINEにしかできないサービス」
です。前述のApple Music、KKbox、AWA、海外で最もユーザーを獲得しているSpotifyでさえも真似することは難しいです。自社のサービスの強みを最大限に生かすことができるサービスだと思います。

LINE MUSICによる、「ただ聴けるだけじゃん」で終わらない音楽聴き放題サービスの誕生で、今後のスマホ時代の音楽市場がより大きなものになっていくことを願っています。

米タワーレコードの栄枯盛衰を描いた映画「ALL THINGS MUST PASS」を観て考えたこと

音楽ビジネス、さらにいうとCDビジネスに携わっている方には特に必見の内容の、米国タワーレコードの歴史を描いたドキュメンタリー映画「ALL THINGS MUST PASS」を紹介します。

タイトルである「ALL THINGS MUST PASS(万物は流転する)」のように、
1960年に米国タワーレコードが誕生し、店舗の世界展開を拡大しCDバブルの到来と共に1999年には10億ドル以上を売り上げ、その5年後には日本を除くすべての店舗を閉じ破産申請をするまでを、創業者のラス・ソロモンはじめ、得意客であったエルトン・ジョン、元ワシントンDC店店員だったデイヴ・グロール(元Nirvana、現Foo Fighters)など長年TOWER RECORDSを愛してきたアーティストのインタビューなどを交え描かれています。ここでは、自分がこの映画を通して感じたことや考えたことを書きたいと思います。

タワレコのコンセプト:「人との交流と買い物」

作品内でも描かれているように、米タワレコは「人との交流と買い物」をコンセプトとして展開していました。タワレコに服装規定はなく当時の店員は「迷惑をかけない限り好きにやれた」と楽しそうに語っており、客側もタワレコに行くことが「まるで友人のよう」と表現しています。
「街に来て途方に暮れたならまずタワーレコードに行く。店員と客は互いの好みを知り音楽を学び、一緒にレコードを漁る。」
タワレコのコンセプトと自由な社風が、このような店員と客との音楽を通じたコミュニケーションを生み出していました。特に試聴室を使用していた時代では「試聴室の中でイチャつく人たちも多かった」とあるように、タワレコという場所が、客同士のコミュニケーションという点でも機能していたように思います。

店に行かなくても音楽が買える時代の到来

現在では、スマホ、mp3、サブスクリプションサービス(Spotify、Apple Musicなど)、amazonなどの普及により、スマホで音楽がいつどこでも買えて聴ける時代になりました。タワレコのコンセプトである「人との交流と買い物」のうちの「買い物」に関して、基本的には(店頭でしか買えない限定商品を除いて)インターネットで代行できるようになってしまいました。「人との交流」というのは店舗でしか実現できないものがあるのでインターネットより強みがあるとすればその部分だと思います。

何故日本には85店舗が継続して展開されており、アメリカでは閉鎖したのか?

多くの方が答える質問の回答として、
「アメリカでCDが売れなくなったから」
というのがあります。

「何故CDが売れなくなったのか?」の説明になっていないので、個人的にはこれではまだ理由として不十分だと考えています。
『CDを買うことが人とのコミュニケーションツールとして機能しなくなってきたから』
という方がより正確な説明だと考えています。

日本ではこれまで海外にはなかった革新的な発明を3つもしています。

①「カラオケ」
(カラオケ全盛期時代は特に)カラオケでヒットソングが歌えないと人とのコミュニケーションに支障をきたす。(当時はネットにも歌詞が載っていなかったので)歌詞を覚えるためにCDを買う
⇒人前で歌うというコミュニケーション

②「着うた」
自分の好きな楽曲を着信音に設定して他人に聴かせる。設定しているうちに気に入ってフル音源を聴くためにCDを買う
⇒人に聴かせるというコミュニケーション

③「握手券」
本人と握手するためにCDを買う
⇒本人と握手できるというコミュニケーション

これらはいずれも人とのコミュニケーションというのがきっかけになってCDを購入しています。最近の例だと、例えば「LINEスタンプ」で有料のLINEスタンプを購入している人というのは、物欲、所有欲、コレクション欲、ほとんどの方はこれらが理由で購入していません。多くの方は「相手に送ってあげたいから。」というコミュニケーション欲で購入しているのだと思います。人とのコミュニケーションには時代に関わらずお金を落とすので、日本では、今まで起こった時代の変化にも根強いCD文化を維持(②に関しては、着うたという別の音楽市場が維持できたという方が意味合いとして強いですが。)できたのだと思います。

「ALL THINGS MUST PASS(万物は流転する)」が起こったとしても、その時代に合わせて、
『人とのコミュニケーションツールとして機能する音楽商品を扱う、もしくは空間を提供する』
ということができていれば、米タワレコは存続できていたのかもしれません。
作中で創業者のラス・ソロモンが語っていた、
「とにかくCDやレコードの在庫をたくさん用意、タワレコには音楽が何でも揃っている」
という強みは、時代と共にインターネットに置き換わっていったように思います。

タワレコ渋谷店ではカフェを併設しておりますが、これはまさにコミュニケーションのための空間を提供しているのだと思います。「人との交流と買い物」というのが機能しやすくなります。最近のアパレルショップでは、同じようにカフェを併設していることが増えてきましたが、同様の理由があるように思います。

今後の音楽業界を盛り上げていくには

音楽業界が違法DLを取り締まったりする中で、今はなきCCCD(コピーコントロールCD)というのがありましたが、これは前述の、
『人とのコミュニケーションツールとして機能する音楽商品を扱う、もしくは空間を提供する』
に反していると思います。お金という対価を払った人たちに、その先に起こり得るコミュニケーションを制限しています。結果的に、対価を払った人はコピーを制限されて、違法DLした人はコピー制限はないという本末転倒なことになっていました。「北風と太陽」というイソップ寓話がありますが、「北風」的なアプローチは逆効果で、「太陽」的なアプローチをしていくことが必要だと思います。

では、現在のスマホ時代の中で、どういうアプローチをすれば音楽業界を盛り上げることができるのか?
それこそ「カラオケ」「着うた」でのコミュニケーション体験を、スマホならではの体験に置き換えることで解決できるように思います。

「カラオケ(人前で歌うというコミュニケーション体験)」では、そもそもカラオケ店でCD音源(原盤)を使って歌うことができません。最近、「まま音」というのも出てきましたが、これも結局はライブ音源なので原盤の本物の音源には敵いません。例えば、カラオケ店で自分のスマホアプリと連携(認証)することによってインスト音源(原盤)が歌えるようになるのであれば、そのアプリにお金を払う人はいるように思います。

また、「着うた(人に聴かせるというコミュニケーション体験)」でも、スタンプに音楽を貼って相手に送れたり、アプリの通知音を音楽にできたり、結婚式でショートムービーを作成した際に音楽をBGMとして流せたり(現在は著作権上の問題で原盤を流せないので。)、自分で作った動画に好きな音楽を貼りつけてWEB上にアップできたり、これらをユーザー側がお金を払ってでもやりたいと思っても、物理的にシステム側の問題であったり著作権上の問題でできなかったりします。自分が好きな音楽を友人に広めたい。お金を払ってでもやりたい。という層とうまく付き合う仕組みを作ることで新たな市場を生み出すことができるように思います。

最後に

「ALL THINGS MUST PASS(万物は流転する)」ということをこの映画を通して改めて考えさせられました。成功体験にとらわれず、現状維持をリスクと認識して、変化に対応していくということがどの業界にも必要だと思いました。ちょうど今世間では海外でリリースされて社会現象を起こしている「ポケモンGO」の話題で持ち切りですが、もし任天堂がハードウェアのパッケージビジネスだけにこだわっていたら、今のゲームは生まれていなかったと思います。(Pokemon GOは任天堂・岩田社長時代のエイプリルフール企画から始まった
「ALL THINGS MUST PASS(万物は流転する)」とはいっても、「変化するもの(テクノロジー)」「変化しないもの(コミュニケーション欲)」はあると考えているので、時代を通じて変化するもの変化しないものというものを見極めて、時代に合った変化をしていくことが重要だと思いました。

【レビュー】洗練されたデザイン、ランニングに最適。ワイヤレスイヤホン「sudio VASA BLA」

前回のイヤホン(earin)のレビューがきっかけで、同じくスウェーデン発のイヤホンメーカー「Sudio(スーディオ)」から発売された「sudio VASA BLA」を提供いただいたので、こちらのレビューも書こうと思います。

「sudio VASA BLA」は、ワイヤレスイヤホンなので当然イヤホンジャックはなく、左右のイヤホンはコードで繋がれているのが特徴です。

仕様は以下の通り。

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▼ドライバ
形式: 10,2 mm口径 ダイナミックスピーカー
出力音圧レベル: 112 dB SPL @ 1 kHz
インピーダンス: 32 Ω @ 1kHz
※再生周波数帯域: 18 Hz – 23 kHz

▼仕様スペック
ハウジング: 複合素材・アルミニウム
仕上げ: ハイポリッシュメタルパーツ
形式: カナル型, Bluetooth 4.1
重量: 14 グラム(ハウジング)
有効範囲: 約10m
バッテリー稼働時間: 最長8時間(使用時), 10日(スタンバイ状態)
充電所要時間: 10分(クイック充電)・120分(フル充電)
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音質を確認する際に特に注目したいのが「再生周波数帯域」という項目。
スピーカーやイヤホンを選ぶ際にはとても参考になる数値なので、もし知らないという方は是非この機会に覚えて頂くと良いと思います。

「再生周波数帯域」を一言で説明すると、「再生できる周波数(音域)」のことで、例えば、再生周波数帯域:18Hz-23kHzの場合、低音は18Hzまで、高音は23kHzまでという意味です。この値の幅が広ければ広いほど、性能が良いと言えます。

以前紹介したワイヤレスイヤホンearin(このイヤホンは左右のコードさえもないので使い勝手は圧倒的に良いです。)では、
再生周波数帯域:20Hz-20kHz
だったので、低音も高音もearinと比べると広い音域が出るイヤホンということが分かります。

以下に、個人的な視点で注目したところや考えたことなどをまとめてみました。

◆sudio VASA BLAの主な仕様について
機能はワイヤレスというところ以外、正直そんなに目立ったところはないのですが、なんといってもデザインが洗練されていてかっこいい。左右がコードで繋がれているため、例えばランニング前後の音楽を聴いていない時には、首にぶら下げておけるというのは便利だと思いました。

◆Bluetooth接続について
ペアリングボタンを押してからの反応がいまいち良くなかったので、改善が必要だと思いました。

◆装着感について
いわゆるスタンダードなシリコンのイヤーピースなので、特に違和感なく使用できます。

◆音質について
高音と低音に若干物足りなさを感じるものの、1万円代で購入できるワイヤレスイヤホンの中では圧倒的にコスパが高いと思いました。

◆最後に
洗練されたデザインの良さと、コスパの良さが特徴だと思います。ランニング時に使用するのが一番オススメです。

【ディスカウントコード】
このブログの読者の方限定のディスカウントコードを発行頂きました。
Sudio公式サイトで15%オフでご購入いただけます。(なお、送料は世界どこでも無料です)
コード: spincoaster15 
http://www.sudiosweden.com/jp/earphones/