特別対談”音楽メディアの未来”あとがきと音楽メディアで働く人たちと話をした話

昨日音楽ジャーナリストの柴 那典さんと僕の対談記事

ヒットの崩壊&TYPICA特別対談 柴 那典 × 野島 光平(Spincoaster)”音楽メディアの未来”

を公開しました。この対談は柴さんの著書『ヒットの崩壊』とSpincoasterの『TYPICA』のプロモーションも交えつつ、SNSやSpotify/YouTubeのような巨大なサービス、人工知能やブロックチェーンによって音楽をとりまく環境や人々がどう変化していっているか、これから変化していくかを踏まえて音楽メディアやアーティストのあるべき姿を議論しています。

本文中でSpincoasterの音楽メディアとしてのスタンスも伝えることができたのではないかと思います。こういう展開に導いてくれた柴さんに感謝です。

ぼくのりりっくのぼうよみくんが真っ先に反応してくれて、やはり彼は見えているものが違うなと思いました。そして彼の影響力のすごさも改めて実感してます。

長文ですし、専門用語も飛び交い、さらに終盤はほぼSFで、難解な内容になっているかもしれません。しかしこの対談を面白いと感じてくれたり、この対談をきっかけに勉強をしたりしてくれる人はきっと音楽やメディアの未来を良いものにすることができる人だと思います。私はそんな方々と仕事をしたり、飲みにいったり、一緒に何かをしていけたらなと思っています。

2017年はセルブランディングの強化を目標に簡単な個人のプロフィールページをつくりました。
about.me 【KOHEI NOJIMA】
なにかご興味がありましたら、FBやtwitterのDM等でお気軽にご連絡下さい。いつか大学の教授的なことやりたいです。

話は少し飛びますが、先日ナタリーに7年間勤め、2016年12月にご退職された、鳴田麻未さんのお疲れ様会兼音楽業界忘年会的な催しにお邪魔してきました。

鳴田さんご本人とは面識がなかったのですが、主催のCINRA矢島ちゃんやRealsoundの中村拓海くんとはもう3年くらいの付き合いになるので、「これは面白そう!」とドタ参。

蓋を開けてみたらナタリー、CINRA、Realsound、Mikiki、MUSICMAN-NET、そして僕が所属するSpincoasterと同世代の音楽メディアに携わる人たちが一同に会してるイベントになってました。何を話したかはここには書けませんが、めちゃくちゃ楽しかった。お酒弱いし、自分が音楽業界とかメディア業界の人間だという自覚も実感もあんまりなく、こういう集まりにも積極的に参加してこなかったのですが、これからはもう少しフットワークを軽くしていきたいです。

この対談にある通り、これから音楽メディアの役割は変化し、変わっていかなくてはならない。同じような問題意識を持っている人がどれくらいあの中にいたかは分かりませんが、音楽メディアの中にいる人達はとても熱く、信頼できる人たちであるということは改めてこの会を通じて確信することができました。

アーティストのため、音楽のために本当に心血を注いできたし、注げる人たちなんだと。多分自分なんかより全然心身削ってやっている。まじ恐縮する。

故に今の音楽メディアのビジネスモデルは彼女ら、彼らの足枷にもなっているようにも感じました。会社員であるからには数字を求められるのは当然の話。やりたい事や好きなことだけをやるわけにはいきません。ジレンマや妥協や制約を抱えながら、その合間で自分のやりたい事をなんとか形にしていく。そんな風に僕の目には映りました。

もし、彼ら彼女らがやりたいことだけを100%発揮できる環境に身を置いた時、どれだけ面白いものが生まれたり、どれだけアーティスト力になれたりするんだろう、とも思いました。

そういう人たちの力や想いを発揮できる環境を創り出すことも、音楽や社会に貢献する一つのカタチなんだろうなと思った次第です。

とりあえず、ナタリーさん、CINRAさん、Realsoundさんも早くTYPICAに参入してほしいので、そうなるように2017年は頑張ります。唐突に締めますが、みなさん良いお年を。