明日開催のHYPER POP CLUB について

明日、10月23日渋谷のWWW Xで『HYPER POP CLUB』というイベントを開催します。

昨年、一昨年はSPIN.DISCOVERYというイベントを実施したのですが今年はお休み。
9月に1stアルバムをリリースしたbrinqと共催し、アプリのプロモーションという位置づけからスタートしました。結果的によりコンセプチュアルなイベントとなりました。

brinqを軸にブッキングしたアーティストをずらっと眺めた時にSpincoasterで音楽のイメージや要素を言語化する時に使用していた”HYPER POP“というタグに該当するアーティストばかりであることに気づき、そのまま”HYPER POP CLUB”と名付けました。

トラックメーカー、アイドル、バンドとジャンルやシーンを跨いだラインナップとなっていますが、通して聴いてみると音楽的には共通点が見えてくると思います。
CHVRCHESやPassion Pitのような海外のインディー・エレポップとSkrillexやDisclosureそしてPC Musicのような世界最先端のダンスミュージック、サカナクションやPerfumeのような日本の先進的な音楽、日本の古良きJ-POP、そしてKawaiiカルチャーやアイドルカルチャーがMIXされた少し先の日本の未来の音楽という感じがします。

音楽には○○系という街と根付いた音楽性というものが存在しますが、このHYPER POPというカルチャーはどの街とリンクするんだろう?ふと疑問に思いました。

渋谷系でもなければ、原宿でもなければ、秋原葉でもない。。色々と考えを張り巡らした結果、意外とSpincoaster Music Barのある「代々木」なんじゃないかという気がしました。

Kawaiiの聖地「原宿」と日本で最もCDやレコードが売れる街、そして新宿バスタが完成し世界から東京の玄関口とも言える「新宿」の間に位置し、アニメやアイドルの街「秋原葉」にも中央線で1本。音楽の街「渋谷」や「下北沢」に程よい距離でつながっています。

2020年の東京オリンピックに向けて代々木〜千駄ヶ谷のエリアの都市開発も進んでいます。2020年に代々木から世界に向けて発信されるポップミュージックが”HYPER POP”という音楽なのかもしれません。

WWW Xの音響は本当に素晴らしく、出演アーティストの持ち味が120%発揮されると思います。そしてVJのJOEさんがそれぞれのアーティストの音楽性を視覚的にも拡張してくれるハズ。
たくさんの出演者が過去最高のライブを披露してくれると意気込んでくれています。楽しみで仕方ありません。

プレイリスト

また以下に、ライブ以外での当日のイベントの楽しみどころをまとめました。こちらでも音楽の未来を感じられるのではないかと思います。遊びにいらっしゃる方はこちらもぜひ楽しみにしててもらえればと思います。


 

1.音楽情報ポータルアプリ『TYPICA(ティピカ)』

言わば音楽版SmartNews”TYPICA”がこの日リリースします。その日レビュー者を対象とした抽選会を実施します。ハイレゾ対応ウォークマン&ヘッドホンやSpincoaster Music Barでのお食事券など豪華景品を抽選でプレゼントします。(奮発しました)ぜひアプリも抽選会も楽しんでほしいと思います。

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2.VRミュージックラウンジ

PlayStation VRが発売されV元年と言われる2016年。(VRについて詳しいことはこちらをご覧ください
この日同時公開となるLucky Kilimanjaro「SuperStar」の360°MVや、ゆるめるモのVRMVがヘッドセットで楽しめるVRミュージックラウンジを展開します。どちらもただ定点で360°カメラを置いただけのMVではありません。VR+MVの可能性を感じていただけると思います。

3.Spotify招待コードを来場者全員にプレゼント!

ようやく日本に上陸した世界最大の定額聴き放題音楽サービス”Spotify”。その招待コードを来場者全員にプレゼントします。先日Spincoasterで実施した招待企画もものスゴイ反応でした。現在招待コードがないとスタートできませんが、イベントに来れば一足先Spotifyを楽しめます。余談ですが、配布するカードの裏面はSpincoaster Music Barの割引チケットになってます。

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Spotifyのイベントのプレイリストもつくりました。

4.フードに東京ロージーが出店

幡ヶ谷にある秋田純米酒酒場”東京ロージー”の名物、味どうらくで漬けたチャーシューのサンドイッチやウズラ串が食べられます。

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ラウンジでは個性豊かで可愛い女性DJ陣がポップにイベントを彩ってくれます。
つまり、どこにいても、1日中楽しめるハズ。お時間ありましたらぜひ遊びに来て下さい。

Peatixの前売りは本日23:59までです。


brinq presents “HYPER POP CLUB” Powered by TYPICA

会場:Shibuya WWW X
OPEN / START:15:30
出演アーティスト:
brinq【Special Live Set】 feat.minan、アンテナガール、Emi、ellie、mika shinzawa
lyrical school
Yunomi feat. nicamoq
Satellite Young
WONDERVER
Avec Avec
Lucky Kilimanjaro
パソコン音楽クラブ 【OPENING ACT】

【VJ】 JOE(@jmworks)
【FOOD】東京ロージー

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Spincoaster Music Barで起きた、素敵なお話

「音楽を通じて人生を豊かに」

これが株式会社Spincoasterの掲げる企業理念です。
音楽リスナー、アーティスト、音楽業界関係の方、もちろんスタッフも含め、Spincoasterに関わる全ての方の人生を音楽を通して少しでもハッピーにして行けたらと考えています。

Spincoaster Music Barも音楽を通じたコミュニケーションの場としてオープンさせた訳ですが、その最たる出来事が昨日、起こりましたので、ぜひご紹介させていただきたく。


話の始まりはSpincoaster Music Barがオープンして間もなく、2015年の4月に戻ります。
世界初のハイレゾとアナログレコードが聴けるミュージックバーとしてSpincoasterの読者の方々もオープンして間もなく、続々とお店を訪れてくれました。

その中で、ちょうど僕が店頭に立っている時に、若い男性と女性がいらっしゃいました。

どうも予てSNSでは交流のあった、お二人がお店のオープンをきっかけに、初めましてでご来店いただいたようです。
もちろん2人の会話は音楽に纏わる話ばかり。カウンターに立っていた私は、ここぞとばかりに会話から断片的に聴こえてくるアーティストの名前を元に音楽をかけまくりました。
Spincoasterの読者の方ということもあり、tofubeatsやcero、Yogee New Waves、シャムキャッツ、LUCKY TAPESなど一番得意とする音楽でした(笑)

お二人の会話を奪ってしまったような気もしないこともなかったですが、それくらいが初めましての二人にはちょうどよかったのかも知れません。とにかく、大いに意気投合されたようでして、楽しそうにお帰りになられました。

それから1年経った、2016年の4月に同じお二人でお店にいらっしゃいました。

「あれを期に出逢ってお付き合いをはじめて。今日が出逢った日からちょうど1年なんです。」と、彼女さんからご報告を受けました。
(実は僕は下北沢サウンドクルージングでお二人の姿を見かけたのでなんとなくそんな気はしていたのですが。笑)

めちゃくちゃ羨ま..素敵な出来事がおこった訳ですが、話はここで終わりませんでした。

昨日、またお二人がお店にいらっしゃいました。カウンターにご案内しました。
彼氏はプレゼントと言って、オリジナルのレコードと共になんと彼女にプロポーズをされました。

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ジャケットはShiggy Jr.のシングルのイラストを手がける”CHIHARU NIKAIDO”さんにお願いして、裏面はなんと当店の写真!
もちろん、お二人の想い出の曲がレコードの溝には刻まれています。(すごい完成度!)

Spincoasterがお二人の一番の想い出の場所となれたことに感激しました。

我々もここぞとばかりにPUNPEEの「お嫁においでよ 2015」や小沢健二の「ラブリー」ENJOY MUSIC CLUBの「BIG LOVE」などBGMで細やかながら祝福させていただきました。

さすがにプロポーズのことは事前に知っていたのですが、プロポーズに立ち会うのは始めての経験でしたし、我々もかなり緊張しました(笑)

お二人には末永く音楽に溢れた楽しい家庭を築いていただければと思います。

そして、今後もSpincoaster Music Barがこういったきっかけ作りにも貢献していければと思います。

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DJをする人が増えたら音楽シーンの活性化につながると思う3つの理由。

来週2/8にSpincoaster DJ部というものが開催されます。「DJを始めてみたいけど、機材に触れられる機会がない」「教えてくれる人がいない」「いきなりイベントでDJをするのは怖い」「うまくつなげるようになりたい」そんな人が気軽に来てお酒を飲みながらゆるくみんなでDJを楽しむといったものです。盛り上がれば、今後、発表会や対外試合もあるかもしれません。で、Facebookでお知らせの際に僕は

『DJ人口を増やすこと、気軽にDJができる機会をつくることが音楽好きを増やす、ひいては音楽シーンを活性化させることに繋がるのではないかと考えております。』

と、発信したのですが、この理由をもう少し詳しく、それっぽいタイトルでお伝えできればなと思って、ブログを書きました。

僕の言うDJ人口とはプロのDJのことではありません。仲間内のパーティで、時にライブハウスやクラブイベントでもと言ったように、趣味+α程度の範囲でDJをする人たちのことを意味します。音楽ジャンルは問いませんが、機能性や一体感を重視したDJとはちょっと意味合いが違います。

僕がそう思った理由は3つあります。

理由1.DJをする人が増えると、音楽をディグする人が増える。

当然のことですが、音楽をいっぱい聴いて自分の中にたくさんの引き出しを作らければ、良いDJはできないわけです。人前でやるからには「選曲イイね!」と言われたいのは当たり前の心理。そして、自分のDJで「この曲誰のですか?」とか聴かれたり、Shazamている姿を見たりしたら、それはそれは愉悦の極み。そしてまた日夜、新しい音楽・いい音楽をディグ(発掘)するのです。DJをする人が増えるということは、それだけ音楽を積極的に聴く人・探す人が増えるということだと僕は思います。

理由2.DJイベントを開催すると音楽が好きが集まり、コミュニケーションが生まれる。

これも当然のことですが、音楽が好きな人が集まらなければDJイベントは成り立たちません。人と人とのコミュニケーションが音楽・音楽シーンにとってとても大事なことだと我々は考えています。音楽好きが集まり、音楽を教え合う、好きな音楽について語り合う等など、コミュニケーションは次への活力です。音楽好きが集まる場所で生まれるコミュニケーションこそが、音楽の明日に繋がると信じています。DJ人口が増えれば自然とそんな空間と人も増えていくことでしょう。

理由3.お金を出して音楽を購入する人と量が増える。

これはとても具体的な話ですが、YoutubeやApple Musicの音源でDJはできません。基本的にはCDを買ったり、レンタルしたり、配信で購入したりしないと、その音楽はかけることができません。DJ人口が増えれば増えるだけ、DJをする機会が増えれば増えるほど、音楽を購入するリスナーが増えるハズです。

以上の理由からDJ人口が増えれと自然と音楽リスナーは活性化するのではないかと思っています。

SpincoasterはDJ部の活動を入り口として音楽との関わりを深め、気軽にDJイベントができるコミュニケーションスペースとして積極的にMusic Barをご利用いただければと思っております。何よりDJやDJイベントはとても楽しい!ということで、DJ部への参加、DJイベントでのご利用どしどしお待ちしております!

最後に昨日の発信に反応してくれた人のツイートを。

ほんと義務教育の授業にDJが組み込まれると日本の音楽シーンの状況は劇的に変わる気がしますね(笑)

Spincoaster Music Barはこちら

フリーマガジン『音楽主義』にインタビューを掲載していただきました。

先日から配布が開始されております『全ての音楽好きのための音楽制作マガジン 音楽主義 74号』の『音楽にまつわる「ちょっといい話」』コーナーにてSpincoaster Music Barのことを中心にインタビューを掲載していただきました。

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編集部の方にも了承をいただきましたので、こちらでも記事を公開致します!

インタビュアーはBarの会員さんでもあるライターの柴 那典さん。顔なじみでよく知っている方ということもあり、Music BarだけでなくSpincoasterのこれまでとこれからについて色々とお話ができました。ぜひお読み下さい!

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音楽主義は無料とは思えないボリュームで音楽にまつわるあれこれを特集しており、音楽業界を目指す人や音楽に関わりたい人、音楽の制作に興味がある人は必読の雑誌です。ぜひ、店頭やライブハウスで見かけた時は手にとってご覧ください!

というか、Spincoaster Music Barでも配布しておりますのでお越しの際はぜひお持ち帰り下さい!

バックナンバー
音楽主義 配布店リスト

サカナクション 山口一郎さんのインタビューについて

先日、Spincoasterでサカナクションの山口一郎さんにインタビューを行いました。彼の思考の深さや、ストイックさがよく分かるインタビューになったと思うので、リスナーもミュージシャンも、業界の方も音楽に関わる全ての人に一度、読んでもらえたらと思っています。

【Special Interview】山口一郎(サカナクション)から見る、2015年の音楽と音楽のこれから

2009年のシンシロが出た時に鹿野さんのインタビューを読んでサカナクションは日本の音楽シーンの希望だと確信して、以来、その動向を追い続けていた僕にとって、とても意味のあるインタビューになりました。

実際にインタビューをしてみて思ったことは、山口さんの考え方はあれから全くブレていないなということ。日本の音楽シーンを本気でなんとかしたいと、ずーっと考えているんだと感じました。特に最後の発言からはとても大きな問題意識を抱えていいることが伺えました。

“現状そういうミュージシャンが、どんどんインディーズになっていて、音楽を発信できる場所がフェス以外の場所になっていって、どんどん美しい音楽がアナーキーな存在になっていっている。そういう美しいものがアナーキーになっていくことって文化の衰退につながっていく気がするんです。で、それをなんとか救い上げなきゃいけないのがメディア側のハズなのに、メディア側からはそういう気配が見えなくて。それはフェスがビジネスとして成功しているから仕方のないことなんですけど。”

Spincoasterが音楽メディアとして、この問題に対してなにができるか?ということを考えた時に、山口さんが言う「探す音楽」はひとつのカギになるんじゃないかと思いました。

Spincoasterはメディアはキュレーターが「探した音楽」を紹介するメディアであり、いつも読んでくれている人は音楽を探している人たちであり、プッシュするアーティストはみんな音楽への探究心に溢れているアーティストばかりです。そして、きっと山口さん以外にもこの現状に同じように問題意識を抱えた、シーンの最前線にいるアーティストはたくさんいると思います。

僕らができることは、彼らを繋いで行くことなんじゃないかなと。Spincoasterはこれまでは、これからブレイクするアーティストを中心にメディアとして活動をしていました。しかし、そこだけではなく、既に最前線にいるアーティストも巻き込んで「探す音楽」を求める人たち繋がっていくことで、これまでにはなかったシーンができあがってくるかもしれない。そんな気がしています。

そのためにも今、Spincoasterに一番必要なものは影響力と資本力かな…