HYPER POP CLUBのWONDERVERで涙した話

10.23(日)にWWWXで開催した『HYPER POP CLUB』無事に終わりホッとしております。ご来場いただいたみなさま、ご出演いただいたアーティストのみなさま、そしてご協力いただいたスタッフやWWW Xの会場のみなさま、本当にありがとうございました。

共同開催したbrinqのステージもまさに大団円!という感じで多幸感溢れる素晴らしいラストを飾ってくれました。開催してよかったと心から思います。

主催者がこういう個人的なことを言うのははばかられるのですが、あくまでも個人的な想いとしてこの日のWONDERVERについて書かずにはいられませんでした。

イベントの中で、私の中でのハイライトはWONDERVERの「B E A M」の瞬間でした。動画が上げられているので、その模様はこちらからご覧いただけます。

ちなみにWONDERVERとは出逢ってから1年半くらいになるのですが、インタビューやライブなどでSpincoasterとしても、私個人としても比較的密に付き合ってきたバンドです。
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WWWXの音響・照明の素晴らしさは予てから知っていましたし、WONDERVERにとって最高のステージになることは予想しておりました。しかし、WONDERVERがあれだけの輝きを放ったのは、決して会場の力だけではないということを私は伝えておきたいのです。

この日のステージは、WONDERVERのフロントマンである相澤龍伸のこれまでのアーティストしてのこだわりや苦悩が大舞台で結実した結果なのです。

私は事前に各アーティストとセット図や当日のセットリスト等のやりとりをしていたのですが、WONDERVERから展開される資料の多さに驚きました。

・ステージセット図
・当日演奏する全楽曲のデモ音源
・全曲の歌詞と構成
・音響、照明さんへのオーダー

と、とてもきめ細かい資料が送られてきました。このクラスのインディーズのバンドでこれほどの資料を送ってきた人は過去いません。

本人に許可をいただいたのでBEAMのみ掲載させていただきます。

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これが全曲分あるのです。

もちろんこれは、VJのJOEさん(@jmworks)にも事前に展開しました。しっかりと世界観が出来上がっているため、JOEさんも「あまり余計なことはやらないほうが良いかな?」と気を使われていましたが、相澤氏の要望で「思いっきりやって下さい!」とお願いをしました。

あれだけしっかりした資料を見て「好きにやってくれ」なんて言われたら、スーパーVJのJOEさんが燃えないハズがありません。それは動画の後ろに流れる映像を見ればお分かりかと思います。シンセのリフとタイトルをMVの映像とシンクさせるアイデアとか最高過ぎます。(映像内1:54〜)

当日のリハ中もリハ後も舞台監督やPAさんと納得行くライブができるように、コミュニケーションを図るその姿も見ていました。

その結果、WWW Xという国内最高レベルのステージに百選練磨のPAさん、音響さん、そしてVJのJOEさんがプロフェッショナルとして相澤氏の想いに応え、その中でWONDERVERにとって、大きな覚悟と希望を込めた渾身の1曲である『B E A M』が大爆発した。あの瞬間に、私は歓喜し、涙しました。

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Photo by のうだちなみ(@0813Tinami

このバンドは絶対に、まだまだ行ける。多分WONDERVERをずっと見てきた人達は同じこと思ったのではないでしょうか。大きなステージでプロフェッショナルと共にあることで、WONDERVERは大きな輝きを放つバンドだということを私はもう一度、確信しました。

そして、なんとその後に自分たちのMCで、イベントの主催者であるbrinqのフジシマ氏とSpincoasterの林と私をステージに上げ、3人に一言ずつ喋れという無茶振りをかましました。「このために5分とってある」と。

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Photo by のうだちなみ(@0813Tinami

相澤氏曰く、「こういうコンセプトとか目的を持ったイベントなのに主催者が出てこないことって多いじゃないですか?あれ、意味が分からないんですよね。何も知らずに好きなバンドだけ見に来て帰っちゃうお客さんもいると思うし、ちゃんと伝えた方がいいと思うんです。」と。

何年か前に鹿野淳さんの音小屋という音楽ジャーナリスト養成講座の実習で新木場のスタジオコーストでイベントを行ったのですが、「イベントの最後にお客さんに挨拶しろ」と、鹿野さんに、無茶振りされたことを思い出しました。
たくさんの人の前で話すのは、めちゃくちゃ苦手なんですが、ステージから見るお客さんの顔って本当に素晴らしいんです。あの景色をまた見せてくれありがとう。

そして、イベントが終わった後にSpincoaster Music Barでハイテンションでひたすら、焼きそばとオムレツを作り続けた相澤氏。あとリンゴも剥いてくれました。
その後、朝5時に「スポッチャ行きましょう!お台場!!」とか言い出すし、マジで謎なんですけど、やはりこの男は只者ではない。これからの活躍、大いに期待しています。