SPIN.DISCOVERY Vol.2を終えた雑感

先日11/9(日)にSpincoaster主催で12組の新鋭アーティストをブッキングし、SPIN.DISCOVERYという音楽イベントを開催させて頂きました。

このSPIN.DISCOVERYは、
“心が震える音楽との出逢いを”届ける音楽メディアであるSpincoasterが、普段の活動の場であるWEBを飛び出し、リアルの場所でDISCOVERY(発見)の感動を届けたいという想いからスタートしました。

『今後ブレイクすると思うアーティストにいち早くスポットを当てる』

というコンセプトを元に、海外アーティストであったり、結成間もないアーティストなど、音楽メディアをやっている中で今後ブレイクしそうかどうかということだけを基準にブッキングしました。

Vol.1の時は、Spincoasterのオープニングパーティーを兼ねていたこともあり、ライトな音楽ファンの友人に多く来て頂けたので、

『ライトな音楽ファンの方にも、素晴らしい(と思っている)音楽を聴かせることができて良かった』

と、単純に思っていたのですが、
改めてイベントを振り返ってみると、フジロックだったりサマソニが創り出しているような、お客さん、アーティスト、スタッフが作り出す独特なグルーヴ感を創り出すことはできませんでした。

フジロックやサマソニが最近、徐々にコアな音楽ファンの為だけのイベントから、ライトな音楽ファンにも楽しめるイベントにシフトしていっているように感じているのですが、それはコアな音楽ファンが創り出す熱量の中にライトな音楽ファンをミックスさせたからこそ成立した話で、ライトな音楽ファンが多い状態からスタートしたイベントだと、このグルーヴ感は創れないと感じました。

ライトな音楽ファンの方により音楽の魅力を伝えるには、
『単純に音楽を聴かせることだけではなく、
音楽が創り出すグルーヴ感(コミュニケーション)を体感させる』
ことが重要だと強く感じるようになりました。

核となるコアファンによる熱量を創り上げ、そこからライトファンに向けてリーチさせる。Vol.2ではその手法にこだわることにしました。
音楽メディアとしてできることを考え、コアファンに向けて以下のことを実践しました。

①特設ページ制作

イベントの詳細や出演アーティストについての詳細をまとめる為の特設ページを制作しました(http://discovery.spincoaster.com/
※Spincoaster萩原のおかげでスマホサイトのレイアウトもばっちりの素晴らしいサイトになりました。

②出演アーティスト対談&紹介

出演アーティスト同士対談する企画や、出演アーティストを紹介する記事を作成しました(http://spincoaster.com/category/feaure/spin-discovery-vol-02
※対談企画はSpincoaster野島のアイディアで行いました。読み物としても非常に良いコンテンツになりました。

③12組の出演アーティストMIXを制作しSoundCloudにアップ

出演アーティストの楽曲で特におすすめの楽曲を1曲ずつ選び、12曲(25分)に凝縮したMIX音源を制作(制作部分はSoleil Soleilさんにお願いしました)しSoundCloudにアップしました。当日までの予習として聴いて頂きました。(https://soundcloud.com/spincoaster/spindiscovery-vol02-lineup-mix-by-soleil-soleil/s-WKiLw
※こちらは自分のアイディア。今回ブッキングしているアーティストやレーベルに話を持ちかけてみたところ快諾頂き実現に至りました。キュレーション型音楽メディアが、音楽イベントのブッキングをキューレーションし、さらにおすすめ曲を1曲ずつキュレーションする。という手法は相性が良かったです。
いずれも期待以上の反応があり、普通にブッキングしただけの音楽イベントにはない熱量を生み出すことに成功しました。

特にそれが顕著に表れたライブがHey Annaでした。
今回のお客さんを大きく分けると、

①イベント全体を楽しみに来ているコアファン
②ピンポイントに好きなアーティストだけを観に来ているコアファン
③ライトファン

の3種類だったのですが、
トリということもあってかHey Annaの時は、確実に①の人の割合が多く、会場全体が最高のグルーヴ感に包まれていました。(フジロック前夜祭に行ったことのある方はその感覚に近いです。前夜祭のフジロック自体が好きな人の集まりが生み出すグルーヴ感のような感じでした。)

今回のラインナップでいうと③に当てはまるであろう友人が「結局最後まで聞いちゃったぜー!HEY ANNAは最高にHAPPYだったね」というメールを残してくれたことからも、仮に②③の人がこの空間に居合わせたら、同じように音楽が創り出すグルーヴ感を体感でき、さらに満足させることができたと思っています。

今回のイベントでいうと、①の人の熱量を生み出すところまでは成功したのですが、②③のより多くの人にリーチさせることまではできなかったと考えております。

次回の課題を挙げるなら間違いなくその部分なので、
次回はそこを意識してさらに良いイベントにしていきたいと思います。

つらつらとイベントに対して感じたことを書いていたら長くなってしまいましたが、次回をさらに期待して頂ければと思います!
引き続きSpincoasterをよろしくお願いいたします。